海外競馬の基本 インドネシア
海外競馬と言えば、日本では凱旋門賞がよく知られています。日本は元々競馬が盛んな国なので、海外競馬でも日本と違う部分の基本ルールさえ把握していれば、すぐに慣れることができます。世界を見渡すと、様々な競馬が存在しています。あまり知られてはいませんが、インドネシアにも競馬があります。ただ、イスラム教徒が多い国なのでギャンブルは禁止されています。
そのため、競馬場では馬券を発売していません。優勝した馬には、スポンサーから賞金が出ます。草競馬という形でレースが行われているため、日本の競馬に慣れている人から見ると、戸惑うことも多いです。凱旋門賞のように世界的に有名なレースだと、凱旋門賞を目的にフランスまで行く人がいます。最近は、凱旋門賞を観戦しに行くツアーも好評です。しかし、インドネシアの場合は、旅行に行って、たまたま競馬のレースを見たという人が少なくありません。
ダービーでも、プログラムが発売されていません。当然ながら、投票所もなく馬券も買えません。ただ、観客は盛り上がっています。競馬場には、食堂や売店もあります。世界の競馬界の中でも、ユニークな立ち位置にあるのがインドネシアの競馬なのです。日本人観光客で観戦した人の中には、自分が運営するブログで記事を書いている人もいますが、日本の競馬に慣れている人から見るとかなりの違和感があり、謎が残って競馬場を後にした人が多いです。ただ、様々な競馬のスタイルを知ったことで勉強になったと感じている人もいます。
